
「こけし」の名前の由来についてのお話を。
東北各地に伝わる木地人形の「こけし」は、地方によって「きぼこ」「でこ」「でく」「こげす」「こうげし」などと様々な名称で呼ばれ、こけしの話をする時など大変でした。
昭和15年(1940年)7月27日、鳴子ホテルで第一回「東京こけし会鳴子大会」が開催され、こけし工人・関係者が集まり「こけし」とひらがな三文字に統一されました。
懇談会の席上、高橋武蔵さんは「隆盛になつた木地業も今日にては、軍需工業等の出現によって、各自その後継者が段々と減少し将来に於いては大いに、淋しい状態がくることを心配致しております」と述べ、
また「こけしは人形であるか、玩具であるか、七・七禁令によつて最高価格の適用を受けねばならないのではないか」という質問に対し、高橋さんは「こけし人形と申しますから、業者では人形として取り扱いたい」と話しています。
【写真・(上)懇談会の打ち合わせに出席した、右から岡崎斉さん、大沼岩蔵さん、高橋武蔵さん】












