
「鳴子の思い出」
鳴子の冬仕度の様子が描かれています。運んでいるのは炭焼き用の木材でしょうか。
画伯の鳴子への愛情を感じさせる、ほのぼのとした作品です。
昭和四六年一月、画伯より弊社社長(当時)髙橋正夫に贈られました。
谷内六郎画伯と髙橋正夫との交友は、画伯が亡くなるまで続きました。
出逢いは昭和三一年。
正夫が鳴子観光協会のポスター制作を依頼したのがきっかけでした。
「何か鳴子温泉の印象的なPRと考え、
前年、第一回文芸春秋漫画賞を受賞した谷内六郎さんに頼みにいったのです。
俳優の藤原釜足さんのご紹介だったと思います。
それが、鳴子と谷内さんのご縁の始まりでした、
鳴子の素朴な人情や風物に、心ひかれるものがあったのでしょう」(正夫談)
※こちらの作品はホテルに展示しておりません。
谷内六郎
たにうちろくろう
1904~1970
画家。東京生まれ。幼い日の風景やふるさとを詩情豊かに描く。
昭和31年(1956年)より25年間「週刊新潮」の表紙画を描き続けた。
鳴子ホテルとの縁も深く、鳴子温泉の観光ポスター制作をきっかけに
昭和30~40年代、頻繁に当地を訪れ常泊。
鳴子の自然や風物、こけしを深く愛し、地元の人々との交友を温めた。










